平脇指:寸延び短刀  応永信国 (無銘) 特別保存鑑定書

無銘  (応永信国)  特別保存刀剣鑑定書
(Nobukuni) [N.B.T.H.K] Tokubetu Hozon touken
国:山城国(Yamashiro)京都府
時代:室町時代初期・応永頃(Ouei 1394年頃)

🔔 2026年3月特別保存審査に合格。物件は8月初旬に返送です。鑑定書証書は8月下旬です。
詳しくは徐々にお知らせいたします。ご一読くださいますようお願い申し上げます

応永信国「3大名物・代表作」
織田信長や豊臣秀吉、徳川家などの天下人に愛され、美術館や神社に貴重な文化財として遺されています。
◎小太刀 :銘 源左衛門尉信国 応永廿一年二月日(名物:松浦信国)徳川美術館が所蔵
◎奉富士本宮源式部丞信国/一期一腰応永卅二年二月日(名物:波游ぎ信国)静岡県の富士山本宮浅間大社に奉納
◎短刀: 銘 信国(左衛門尉信国・小田原藩大久保家伝来)旧小田原藩主・大久保家に伝来(寸延び短刀)

初代信国は京鍛冶の名門、了戒系の刀工で相州貞宗の門に学ぶと伝え、南北朝時代から室町時代にかけて華やかな繁栄を築いた。特徴には信国初代の作風は京物の伝統を示した、直刃と貞宗風を承けた湾れ刃の二様が主。

本作は初代信国(南北朝時代に山城国(京都)の五条堀川などで活躍)した著名な刀匠の伝統が強くみられ、一見了戒に似たところあり、地鉄は杢目細かく、直ぐ刃に帽子品よく返えり、特徴は重ね0・38cmと極薄くは南北朝期の様式を持ち、やや反りがある姿は優美で雅である、表裏に樋彫り彫刻がされた添え樋あり、600年の華麗な京の表層文化が見て取れます。無傷・地刃健全の一口です

応永年期歴史背景
1394から足利義満は太政大臣。1397年には金閣寺造営。明と勘合貿易始める。
公家文化と武家文化、そして京中心に華麗な北山文化が栄えました。

長さ

32・6cm

反り

0・6cm

茎 目釘穴

2個

体配

平造り・三つ棟 健全

元幅・元重

元幅2・3cm   元重0・4cm 弱 

彫物

表裏:棒樋に添樋

帽子

直ぐに小丸に品よく返る

刃文

直ぐ刃、匂いに小沸絡む

杢目細かく地美しく、地刃健全

はばき

金着せ一重

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