脇指 :無銘(加州景光)   保存刀剣鑑定書  

景光は優秀作です。
加州刀の歴史は500年以上続き、加州刀の人気は、新選組の沖田総司と東条首相の愛刀でも知られています。
父は越中則重の門人といわれ南北朝中期から末期に活躍した加州(石川県)の名工、真景である
また、江戸時代には美濃から尾張に移り後、加州「兼若」が知られています
鑑定書:保存刀剣鑑定書
    公益法人:日本美術刀剣保存協会
  Paper(Certificate)= [N.B.T.H.K]Hozon

※ 諸工作:研ぎ・白鞘、新しい
※ 拵え制作ご希望 承ります

¥190,000 (税込)

作風は古来より加賀景光の位は高く、加州景光は藤島友重の門人。
備前気質と美濃風が混在した感のある「角刃」と称される角互の目の両角が尖る特徴ある刃文となり、刃明るく良く冴え、藤島友重の典型的な特徴が良く表れています。刃文の表情は豊か。優作。地刃健全です。

種別

脇指

加賀(石川県)Kaga province

時代

南北朝 康暦(こうりゃく)ごろ 1379~1381

無銘(加州景光)

大磨上

寸法

1尺5寸7分弱

反り

1.0cm

目釘穴

2個

形状

鎬造・庵棟・身幅・重ねとも、反り尋常、中鋒

刃文

角互の目に尖り刃交じり矢筈刃交じり、総体に尖り、湯走り・2箇所に飛び焼き付き、地刃がよく    沸付き、刃明るく良く冴える

鍛え

杢交え、柾目肌に流れ、鎬地柾目、鎬地下に映り立つ。

鋩子

地蔵風に小丸に返る

元幅

30.0cm

先幅

20.0cm

元重

0.5強cm

はばき

銅無垢一重

諸工作

研ぎ・白鞘、新しい

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