2026・4・5  刀剣研究会霜華塾 

第2回霜華塾会場の入鹿池畔の桜が満開でした。

【一号刀】脇指:銘:安吉
身幅広く、重ねあり、無反りの平脇指に棒樋に添樋があり、三つ棟、地には幅の広い棒映りが鮮明につき大板目 に黒ずむ。帽子は乱れ込んでやや倒れてこんで下がり。相州伝の思いとべつ備前かたぎの匂いかち。安吉の在銘は殆どない。伝来のある超名品でした。

【二号刀】脇指:銘:村正(二代)
身幅広く、延び、先反り付き、ふくら枯れ、三つ棟、平脇指です。帽子先掃きかけ、地板目流れ白け映り付き、大互の目中に尖り刃交え沸え出来、茎は村正特有のたがごばら

【三号刀】刀:無銘 備前国一文字則房(大磨上無銘)
元先差なく、切っ先やや伸びごころ 地杢目に板目、映りあり、刃文華麗な丁子乱れに逆丁子を焼く、片山一文字とも言う。原寸は二尺五寸あったと思われる。

【四号刀】刀:忠吉 (初代)
元先差あまりなく、帽子小丸に掃きかけ、地小糠肌、刃文直ぐ刃調に浅くのたれ、食い違い刃があり、忠吉は大和手掻、尻懸を写すことが多い。

【五号刀】刀:上総守藤原兼重
 金象嵌銘:刃光伏百祁見良為 寛文二年復月丙戌 山野加右衛門尉 花押
元先差あり、小丸にやや深く返る、鎬幅広く、鎬地柾目顕著、刃文互の目乱れに沸え足よく入り、小沸良くつき、地刃の明るさは虎徹を彷彿とさせる

所感
通説の概念にとらわれないように、南北朝の物は重ねが薄いと言われていますが重ねがある物があります。
2号刀、村正は人気があります、その要因は、客観性によるものなのでしょうか
村正を鑑賞して塾生皆様の捉え方はいかがでしたか、入札結果は全員「当たり」でした。
【執筆:霜華塾代表・山田】

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