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霜華塾 新着情報

2017/12/03 霜華塾 霜華塾についてはこちら

平成30年の開催に向け、会則などを決定した。
今回は、鎌倉中期、南北朝、慶長新刀、新々刀の名刀を鑑賞。

鑑定刀
1号 太刀 : 無銘 光忠  
2号 太刀 : 備州長船倫光  
3号 短刀 : 国廣  
4号 短刀 : 出羽大掾藤原国路  
5号 短刀 : 表 信秀
裏 明治三年十二月日
 

1号刀は、時代の姿を正確に捉え、福岡一文字の入札が多数。本阿弥光忠極め、長寸、健全で貴重な作品。光忠を直接見る機会は貴重。
3号は時代を古く見て南北朝期の信国の札があり、相州伝上工に見える国廣の高い技量ゆえか。

今回の和歌
光忠の、冴えや映りに、魅せられて、師走の
午後に、寒さ忘るる日向より、諸国を巡り、
技磨く、名を成すまでに、耐えし寒さよ (詠み人 塾生 瓢戸斎)

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2017/09/03 霜華塾 霜華塾についてはこちら

平成29年 第5回 9月3日開催。
9月に入り、少し過ごしやすい陽気でした。

今回のテーマは皆焼。
鑑定刀
1号 脇差 : 金粉名 表 相州住廣光
金粉銘 裏:○○○○○○(光遜か?)
延文五年○○○
 
2号 短刀 : 表 長谷部国平
裏 貞治三年〜
 
3号 刀 : 無銘 長谷部  
4号 短刀 : 相州住廣正  
5号 短刀 : 表 備前国住長船幸光
裏 大永八年〜
 
6号 脇差 : 義助(島田)  

1号は1尺を超える南北朝期の寸延短刀。廣光の当たり多数。
3号は板目肌よくつみ、地沸つき、刃文は小のたれ、小互の目混じり、小足、葉入り、飛び焼き混じる。国宝の「へし切長谷部」に似る。
5号刀は、末備前の短刀と見ればよし。

今回の和歌
早秋に、相州見たり、皆焼の、地棟湯
走り、飛び焼きかかる (詠み人 塾生 瓢戸斎)

【和歌のエピソード】
ひたすらの名品を鑑賞致しました。
山城・相州・備前の皆焼きの特徴を学びました。

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2017/07/23 霜華塾 霜華塾についてはこちら

平成29年、第4回7月23日開催。
猛暑が続く日々だが、豪雨災害も各地で頻発。
先日は犬山市でも豪雨があり、落雷で犬山城天守閣の鯱が破損したとニュースになった。

今回は肥前刀の勉強。
鑑定刀
1号 脇差 : 肥前国忠吉  
2号 刀 : 肥前国近江大掾藤原忠廣  
3号 刀 : 陸奥守藤原忠吉  
4号 脇差 : 播磨守藤原忠国  
5号 刀 : 荘司筑前大掾大慶藤直胤 花押
文政十三年 仲春
 

1号は大切先の脇差。武蔵大掾藤原忠廣に改称後、寛永元年以降によく見られる姿。
3号の地金は抜群。藩政時代は肥前佐賀藩主鍋島家が所持。
4号には、肥前の他、石堂、大阪新刀の忠綱などの札あり。石堂なら映りが出ることが多い、大阪新刀系統の丁子とはやや異なる。

これらの点や帽子の形状、地金から肥前刀と見たい。

備前かな、しばし待たれよ、渦が巻く、台風ならぬ、
なおたねの鉄(かね)武蔵より、近江を越えて、
陸奥に行く、技を偲びし、夏の午後かな
(詠み人 塾生 瓢戸斎)

【句エピソード】
肥前刀の特徴・相違点を表している。

【答】
平成29年5月7日鑑定刀…摂州住藤原助廣(そほろ助廣)
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2017/05/07 霜華塾 霜華塾についてはこちら

平成29年、第3回5月7日開催。
ゴールデンウイーク最終日、早くも行く春を惜しむかのような心地よい陽気。暑い季節がすぐそこまで近づく。短刀を中心に7振の刀を鑑定、鑑賞した。

鑑定刀
1号 太刀 : 秀次(古青江)  
2号 刀 : 摂州住藤原助廣(そほろ助廣)  
3号 短刀 : 相州住廣正  
4号 短刀 : 兼延(志賀関)  
5号 短刀 : 村正  
6号 短刀 : 兼定(別人)  
7号 短刀 : 義助  

1号の秀次は長さ2尺8寸余。鎌倉中期〜後期の貴重な在銘太刀。
2号のそぼろ助廣は、あまり見る機会がなく、室町中期の片手打ち備前への入札多し。
短刀は室町中期〜後期の短刀を比較しながら鑑賞。

ひたつらの、ふくら枯れたる、姿見て、若葉の頃に、
むろまち偲ぶ寸詰まり、備前にあらず、初夏の日に、
思いおこせよ、そぼろなりけり
(詠み人 塾生 瓢戸斎)

【句エピソード】
室町期の短刀の特徴を詠い季語、若葉は情景を誘う

●5月鑑定刀
長さ :2尺0寸8厘
形状:鎬作り、反りやや浅い。
鍛え:小杢目、淡く映りたつ。
刃文:小丁子乱れ、一見すると末備前に似る。
★ヒント:大阪新刀で最上大業物。短めの刀が多い。子は濤瀾乱で有名。

【答】
平成29年3月25日鑑定刀…真景
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2017/03/25 霜華塾 霜華塾についてはこちら

平成29年第2回開催。
例年なら桜が開花する時期でも今年はまだ寒く、開花はしばらく先になりそう。

霜華塾の創設者、山田良一氏のご逝去に伴い、参加者全員が遺影を前に黙祷。
山田氏のご冥福を祈るとともに、刀剣に触れて学ぶ機会を大切にしてきた故人の遺志を尊重し、霜華塾の存続と、さらなる発展を目指していく。
当日は、6振の名刀を鑑賞。

鑑定刀
1号 小太刀 : 真景  
2号 短刀 : 国広(堀川、包丁正宗写し)  
3号 平脇指 : 平安城住国路/慶長十七年吉日  
4号 平脇指 : 出羽大掾藤原国路  
5号 脇差 : 肥後守橘吉次(江戸法城寺)  
6号 刀 : 賀州住兼若(三代)  

1号の真景は古伯耆、安綱系統の刀工。
現存品はわずかに4振という。
古備前に見える名品で、在銘を手に取って見る機会は滅多にない。
6号の兼若(三代)は、鑑定会ではあまり出されることがない。
大部分の参加者が初見で、脇肥前、行廣、正廣などの刀工への入札が多数。

亡き人を、忍ぶ脇指、仰ぎ見て、尊き教え、
思う春の日限りあり、花も命も、儚き身、
刀に誓う、日々の精進
(詠み人 塾生 瓢戸斎)

●3月鑑定刀
長さ :一尺九寸六分
形状:鎬作り、小切先。
鍛え:小沸出来、板目なれど肌立たず。
刃文:古雅な小乱れ主体な刃文に金筋などかかる。一見すると古備前に似る。
★ヒント:国宝 童子切安綱の一類

【答】
平成29年1月22日鑑定刀…二字国俊
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2017/01/22 霜華塾 霜華塾についてはこちら

平成29年第一回開催。
数日前から寒波による影響で降雪も心配されたが、幸運にも天候は大きく崩れず。26人が出席。健全貴重な名刀をじっくり鑑定、鑑賞しました。

鑑定刀
1号 刀 : 無銘 二字国俊 重要美術品
2号 刀 : 無銘 吉岡一文字 重要刀剣
3号 短刀 : 備州長船兼光
裏年記
重要刀剣
4号 短刀 : 備中国住次吉
貞和二二年
重要刀剣
5号 刀 : 長曽祢興正 重要刀剣
天位、地位、人位、努力賞には戦前の貴重な刀剣書籍などを贈呈。

初春の 寒さを凌ぐ 沸の冴え 沸も乱れも 映す
年(とせ)かな、蛙子は 備前か京か 鎌倉の 時を
伝えし 春の山風

【句エピソード】
二字国俊を拝見した塾生の和歌

●1月鑑定刀
長さ :二尺四寸一分 大磨上無銘
形状:鎬造 庵棟 身幅広く、猪鋒。
鍛え:小板目、地沸つき、沸映りたつ。
刃文:直刃調丁子に小乱れ交じり、腰元は蛙子を交えた丁子乱れ。総体匂本位、小沸 つき足や葉入る。
鋩子:乱れ込み先突き上げ気味。
★ヒント:来国行の子と伝う

【答】
平成28年12月3日鑑定刀…備前国長船新拾郎祐定
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