【4号刀】
肥前国住人忠吉作の特徴が少なく、多様な作が多い刀匠は大和手掻なども写している。
鑑定刀は反りが深く、鎬地高く、浅いのたれを焼いている。元和5年ごろの作。
【5号刀】
近江大掾藤原忠廣は皆さん1の札「当たり」。
まとめ
歴史からみて、江戸時代から藩業が盛んになり、刀・陶磁器の献上品が生産され、海外との貿易から学び、越前では南蛮鉄を取り入れた康綱には初代福井藩主・松平秀康(家康の次男。2代将軍の兄)のお抱え鍛冶であったと伝わる。
同じく、肥前国では佐賀藩主鍋島公は刀(肥前刀)、陶磁器(鍋島焼・伊万里焼・柿右衛門様式・古九谷様式)から藩主の先見と力量が美術工芸品からも見て取れます。
幅広く鑑賞する事により豊かな感性が育っていくと考えています。
【執筆:霜華塾代表・山田】
|